企業の広報部門を中心に構成されるPRSJ企業部会は、SDGsが共通の重要課題と認識した。主題は「SDGsに関する広報」であるが、その課題解決の鍵となる企業内での推進体制や推進方法の重要性も鑑み、「SDGs推進の現状と課題」を把握するアンケート調査を実施した。

 

主な調査結果
1.SDGsの推進体制
87%の企業が「経営層以下、組織全体で取り組んでいる」と回答し、BtoB、BtoC企業の差はほとんど無い。
SDGs専任部門」を設置している企業が約半数。次いで、「経営企画部門」や「協議会・委員会体制」と回答した企業が25%。

 

2.社内外にあたえる期待効果
社外への効果としては、「投資家対策」や「取引先・採用活動・消費者からの信頼感」を期待する企業が6割
以上で、社内への効果としては、「従業員のモチベーション向上」を期待する企業が多かった。

 

3.SDGs広報活動のターゲット層
BtoB企業とBtoC企業で比較すると、BtoB企業は「学生」や「得意先」を、BtoC企業は「消費者」や
投資家」をターゲットとしており、期待される効果及び実際の企業活動とリンクしていると推察できる。

 

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