公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会
理事長 畔柳 一典

 

新たな日常に向けて

「新型コロナウイルス感染症」により影響を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。加えて、この度の集中豪雨により被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。

会員の皆さまには、日頃より協会活動にご尽力いただいておりますことを厚く御礼申し上げます。さて、この6月16日に開催されました「第9回通常総会」及びその後の「臨時理事会」において、協会の新たな執行体制が決定し、スタートいたしました。私が前期に引き続き理事長を務めさせていただき、19名の理事の方々とともに、今期の協会活動を進めてまいります。

私は「公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会」のミッションは、パブリックリレーションズという考え方や、その中にある多様なスキル(技術)を駆使して、人々の良好な関係性を構築し、結果としてソーシャルイノベーションに貢献する人材を増やすことだと思っております。

皆さまが実感されている通り、「新型コロナウイルス感染症」が社会や個人に及ぼした影響は計り知れないものです。感染症という身体的な影響もさることながら、感染拡大予防の見地から行われた様々な「自粛要請」は、日本や世界中の日常を変え、人々の価値観までをも変える状況になっています。

この状況下において、「人にモノを伝える」ことや「人と人との関係性をつくる」ことが以前とはまるで異なる方法を採る必然に迫られ、送り手も受け手もコミュニケートできた実感(伝わりあった、分かり合った、関係性が構築できた、etc—)が乏しい現実が存在していると思います。この現実に対して、パブリックリレーションズの持つ、「社会潮流を掴み、多様なステークスホルダーに情報を正確に伝え、行動を促す」という考え方、機能・役割がますます重要になっていると考えます。

パブリックリレーションズの持つ可能性を皆さんと一緒に拡大していきましょう。

本年度は当協会の設立40周年に当たる年として周年記念事業を予定していました。しかしながら社会的な状況を考慮し、記念イベントは来年に延期し、今年は新たに実施可能な施策を現在企画中です。詳細が決定し次第、皆さまにご報告申し上げます。

最後に、昨年度に新会員制度の中で新たな種別として創設しました「個人会員」制度は、その会員数を順調に伸ばしています。本年度は個人会員担当理事も任命し、個人会員の方々にとってより魅力あるPRSJを目指して、仕組みづくりに取り組む予定です。

引き続き、会員の皆さまの、協会活動に対するご理解と積極的なご参加をお願い申し上げます。

令和2年6月16日