広報の仕掛け人たち
顧客の課題・社会課題の解決に挑むPRパーソン

(公社)日本パブリックリレーションズ協会はこのほど、PRプロフェッショナルの舞台裏にスポットを当てた出版企画、『広報の仕掛人たち』(宣伝会議)を刊行いたしました。

2006年、2016年に発刊した『広報の仕掛人たち』の第三弾にあたる今回は、パブリックリレーションズのスペシャリストによる11の仕事を紹介しています。事例の選定や編集にあたって、日本パブリックリレーションズ協会と会員のPR会社、広告会社からなるチームが約1年半かけて進めてきました。

本書には、11のプロジェクト毎に、クライアント企業(団体)と業務を担当したPR会社の担当者の双方が登場します。一つのプロジェクトをクライアント企業(団体)とPR会社が協働でつくり上げていく取り組み過程が丁寧に紹介されており、PRパーソンの仕事ぶりが浮き彫りになっています。

企業の広報部門やPR会社への就職を目指す学生はもとより、PRスキルを身についけたいと考えているすべてのビジネスパーソンに役立つ一冊です。

発行

宣伝会議

定価

本体1,800円+消費税

発売日

2020年10月

収録

  • Chapter 1
    ワンピースファンも唸る細部へのこだわりと
    PR思考を徹底した一大キャンペーンの成功物語
    Indeed Japan × 電通 × サニーサイドアップ
  • Chapter 2
    女性社員の声から生まれた社会記号
    「名もなき家事」が夫婦の家事格差をなくす
    大和ハウス工業 × 電通パブリックリレーションズ
  • Chapter 3
    タニタの広報を刷新した前例踏襲主義の排除と
    徹底したメディアリレーションズ
    タニタ × 共同ピーアール
  • Chapter 4
    華麗なるパーセプションチェンジを叶えた
    モナコのコミュニケーションデザインとは
    モナコ政府観光会議局 × キャンドルウィック
  • Chapter 5
    ハード面に止まらない日本橋の街づくり
    街の担い手を主役にしたPRで実現
    三井不動産 × プラップジャパン
  • Chapter 6
    社会を舞台に、ストーリーを描けるか?
    「食べられるお箸」が教えるPRの本質
    熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会 ×
    ロボット × マテリアル
  • Chapter 7
    「一次情報が生まれる街」を活かした
    渋谷の未来をデザインするPRとは
    渋谷未来デザイン × フルハウス
  • Chapter 8
    CSVの仕組みを取り入れたプラットフォームで
    「ロコモ」を新・国民病へ
    ロコモ チャレンジ!推進協議会 × 博報堂
  • Chapter 9
    いかに日本のPRをアップデートするか?
    PR Tableが探究する企業と個の新しい関係構築
    PR Table
  • Chapter 10
    アレン・パーカー氏が提唱する
    10年後のPRをリードする5つの新常識
    パルテノンジャパン
  • Chapter 11
    企業・自治体の危機管理をどう考える?
    新型コロナウイルスが縮めたPRと経営の距離
    井之上パブリックリレーションズ