ブロンズ

事業主体:楽天株式会社
エントリー会社:株式会社パブリックグッド
応募カテゴリー:ソーシャルグッド



国土交通省によると、宅配便の再配達率は2割弱(2019年6月発表)。人手不足の配送業者にとって大きな負担となっており、配送トラブルなども発生。ネット通販の国内トッププレーヤーである楽天にとっても、共に成長してきた配送業者の現状は、見過ごせなくなっていた。

そこで、楽天は、ギフトの配送需要が高まる年末年始に向け「再配達問題」を解消する方法を模索。PR視点を活かし「再配達」に対する消費者の「罪悪感」を浮き彫りにするとともに、再配達の必要がないポスト投函型お歳暮「ポ歳暮」を開発することで、「再配達問題」の社会課題啓発と、楽天ならではの手法で新たなお歳暮の形を提案した。

お歳暮は市場縮小傾向にあったが、シーズン中の「ポスト投函型ギフト」の売上は2017年比で約2.2倍を達成。その後も、母の日の「ポ花」、お中元の「ポ中元」など、一過性の取り組みではなく、楽天市場出店店舗と共に「ポスト投函型ギフト」を通じて社会的な責任を果たすべく取り組んでいる。


Voice from STAFF

株式会社パブリックグッド 渡辺尚人

いまや社会のインフラとなったネット通販。ポ歳暮をきっかけに、楽天市場を超え、独自でポスト投函ギフトに取り組む事業者も登場し、嬉しい広がりを感じています。今後も、社会・生活をより良くするアイデアを実行していきます。