ブロンズ

事業主体:香川県
エントリー会社:株式会社電通
応募部門:コーポレート・コミュニケーション部門


うどんの音に泣きやむ赤ちゃん
うどんの音に泣きやむ赤ちゃん

「うどん県」として観光客の呼び込みに成功していた香川県。その一方で、人口減少という課題を抱えており、子育て層からの関心を集めることが必要だった。そこで「うどんをすする音で赤ちゃんが泣きやむ」という衝撃の研究結果を発表。この “泣きやみうどん”は大きな話題を呼んだ。

しかし、世の中からは”香川県のバカげたジョーク”と捉えられてしまい、”うどん県”と”子育て”のイメージを強く結び付けることができずにいた。
香川県はこの研究結果を信じてもらうべく、うどん県の副知事である要潤さん本人に”泣きやみうどん”に挑戦してもらう実証実験を敢行。この実験では、10人中9人の赤ちゃんを泣き止ませることに成功した。

実験の様子を撮影した実証動画を公開すると、瞬く間に拡散。10人という検証規模が「本当に泣き止むのか?!」という議論を誘発し、実際に試す人たちが出現! ついには、独自に検証するTV番組まで現れた。

200を超えるメディアで取り上げられた結果、”泣きやみうどん”を信じる人を47.7%から72.7%に増やすことに成功した。


Voice from STAFF

(株)電通 山本悟史

2日間にわたって行われた実証実験。親御さんにも要潤さんの存在は伝えず、ぶっつけ本番のドキドキ撮影。モニターに映った赤ちゃんが次々と泣きやんでいく光景に、僕たちが泣きそうになりました。うどん最高。