ブロンズ

事業主体:江崎グリコ株式会社
エントリー会社:株式会社電通/株式会社電通パブリックリレーションズ
応募部門:コーポレート・コミュニケーション部門


江崎グリコは、昨今の少子化や食の多様化などの環境変化に対応するべく、生活者との新たな接点創りや従来と異なる先進的なイメージを付加するブランディング活動を目指している。

その中で2020年度から小学校で必修化となるプログラミング教育に着目し、創業者・江崎利一が唱えた経営理念「食を通じて社会に貢献する」に従い、食品(お菓子)やおもちゃ(ゲーミフィケーション)を通して、子どもたちの健やかな成長を支援する新しいプロジェクトを始動。食べておいしく、遊んで学べるという「一粒でも二度おいしい」グリコならではのプログラミング学習アプリ「GLICODE」を開発。政府公式プログラムにも採用され、全国の小学校やIT教室でも継続的に使用されるなどグリコブランドがさらに多くの層に新しくポジティブなイメージを持ってもらえ、小学生のプログラミング能力向上にも少なからず寄与することができた。慣れ親しんだお菓子で、子どもたちの関心と集中力を高める作用を生かし、次世代人材育成を支援するGLICODEは、企業グリコの想いが詰まった“現代版グリコ”といえる。


Voice from STAFF

(株)電通 小池宏史

グリコの企業精神を、今の世の中にフィットするように「教育ツール」として具現化しました。メッセージを発信するだけではなかなか伝わらない時代ですが、このような新しい取り組みによって企業の価値を高めることも出来るのではないかと考えました。