ブロンズ

事業主体:株式会社電通
エントリー会社:株式会社電通パブリックリレーションズ/株式会社電通
応募部門:ソーシャル・コミュニケーション部門


日本企業の9割以上を占める中小企業。その多くは経営が厳しく、多くの課題を抱えている。中小企業向けニュースサイト「HANJO HANJO」はそれらの課題解決に向けてPRを仕掛けた。注目したのは低コストで活用できる「社歌」。社歌を募ったコンテストを開催し、メディアの注目が集まる仕組みを構築。中小企業が頑張る姿が全国へ紹介された。結果、ビジネス拡大・人材確保に結び付いたという企業が続出。応募社のPRマインドも向上し、社歌をPRツールへ進化させることに成功した。この効果を評価した豊橋商工会議所は「社歌作成セミナー」を開催。人気ラッパー・晋平太氏をはじめとするプロミュージシャンも社歌制作に進出するに至り、今もムーブメントは広がっている。

担当者として苦労したのは、社歌をどう現代に生き返らせるか。綿密な取材と情報流通構造の知見が突破口となった。実際、今どきの社歌は多彩でユニークなものばかり。社歌が再び注目されたのは、応募社のがんばる姿が輝いていたからに他ならない。今後も社歌などを活用し、中小企業の活性化に取り組んでいきたい。


Voice from STAFF

(株)電通 森本紘平

中小企業の課題に社歌が有効なのでは?という仮説のもと立ち上げましたが、ご応募いただいた企業、盛り上げてくださったメディア等、多くの方々のおかげで形が作れました。今後も社歌の可能性を追求していきたいです。