国連広報センター 所長 ねもと かおる 根本 かおる

根本氏はテレビ朝日を経て、米国コロンビア大学大学院より国際関係論修士号を取得。1996年から2011年末まで国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)にてアジア、アフリカなどで難民支援活動に従事。ジュネーブ本部では政策立案、民間部門からの活動資金調達のコーディネートを担当。WFP国連世界食糧計画広報官、国連UNHCR協会事務局長も歴任。フリー・ジャーナリストとして活躍されたのち、2013年8月から国連広報センターの所長を務められています。広報活動全般のディレクションに加え、メディアや講演会を通じてSDGsの重要性を広く訴求。達成目標年となる2030年に向けた大きなムーブメントを醸成されました。当協会が主催する、広報・PRの視点から最も活躍した個人や団体を顕彰する「日本PR大賞」においては、「パーソン・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞されるなど、その取り組みは国内外で高く評価されています。

2016年より日本政府が開催する「持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議」の構成員を務める。著書に『難民鎖国ニッポンのゆくえ – 日本で生きる難民と支える人々の姿を追って』(ポプラ新書)他。