ブロンズ

事業主体：株式会社フレーベル館
エントリー会社：株式会社電通
応募カテゴリー：コーポレート・コミュニケーション

　「ことば」の意味を「たべて」学んでもらう。
　デジタルデバイスが普及した現在、「ことば」は軽々しく子どもたちを傷つけている。そんな昨今の言語環境への課題意識から、長年、言語教育をサポートしてきたフレーベル館では、子どもの目線で言語教育をリデザイン。「だいすき」「キモい」「ごめんね」など、コミュニケーションでよく使うことばを、受け取った子の気持ちをイメージした味や見た目、においのお菓子にして絵本に封入することにした。
　体験型絵本『たべることば』は、お披露目試食イベントや、図書館、幼稚園、支援学級などでの体験会を開催。小学校の道徳授業や人権教育の場でも活用されている。子どもたちの成長を支えてきた絵本を、これからの時代に求められる体験型ツールとしてリデザインした本プロジェクトは、アクティブラーニングの新しいあり方を提示できたと感じている。

文・株式会社電通 PRソリューション局 相馬快星

Voice from STAFF

株式会社電通　PRソリューション局　加藤 倫子

たくさんの方のご苦労とご協力で、実現することができた絵本です。現在は一般販売ではなく、貸し出し・体験会が主ですが、今後拡張していこうと考えております。つまりは、すべて、「始まったばかり」です。

2019年度受賞エントリー一覧