2014ＰＲ Yearbook

◇　名　称　：「ＰＲ Yearbook　2014」
◇　発行元　：公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会
◇　発行部数：1,200部 ●　発行日　：2014年6月2日(月)
◇　体　裁　：Ａ4判／86頁／平綴じ／表紙関係4色、本文2色
◇　頒　価　：1,000円
◇　購入方法：協会事務局で販売

ご購入ご希望の方は、協会事務局（TEL：03-5413-6760）までご連絡ください。 

グローバル広報に向けて

この1年、2013年には広報・ＰＲの世界において何が印象的だったのか。またその意味は何だったのか…。毎年発行している「ＰＲ Yearbook」が発行の運びとなりました。

もう遠い昔のように感じられるかもしれませんが、オリンピック・パラリンピックの東京招致が決まったのも昨年のこと。今号ではこの招致成功を単なるお祝い事ではなく、グローバルな視点で広報に取組まなくてはいけなくなっている日本企業の広報担当の皆さまの参考にしていただくべく、巻頭特集「これからの海外広報を考える」を組みました。

座談会では「東京オリンピック・パラリンピック招致の成功事例から海外広報のあり方」と題し、海外広報に造詣の深い西谷武夫氏、最前線でご活躍の池田祐一氏、そして内閣官房で2020年東京オリンピック・パラリンピック推進にご活躍の平田竹男氏にご登場いただき、招致成功の分析から今現在海外に発信しなければいけない企業広報に参考になるような貴重なご意見を賜りました。

また、ケーススタディはアメリカ進出を皮切りに世界中に醤油文化を輸出したキッコーマン、世界144カ国で事業展開するコニカミノルタ、県の特長を余さず利用し海外に打って出ている大分県、世界のＷＡＳＥＤＡへと雄飛しようとする早稲田大学の4事例を紹介しています。

土を食べる！？ユニークな「土のフルコース」が「ＰＲアワードグランプリ」をグランプリ獲得

昨年に比べエントリー数も質も格段に上がった「ＰＲアワードグランプリ」はグランプリ受賞の「土のフルコース」を始め10事例を紹介、事例研究のみならず特別審査員、部門審査委員長のコメントも広報・ＰＲに携わる方ならきっと参考になることと確信しております。2013年度日本ＰＲ大賞パーソン・オブ・ザ・イヤーではパラリンピアンの佐藤真海氏が、2013年度日本ＰＲ大賞シチズン・オブ・ザ・イヤーでは「本屋大賞」を運営する高頭佐和子氏が受賞、パワーのあるメッセージを収録しています。

新たな展開に向けて

さらに、明日のＰＲを担うＰＲプランナーの皆さまの忌憚のないご意見も掲載。彼らの広報に向ける情熱もご理解いただけると同時に、今後ＰＲ協会が切り開いていかなければいけないテーマも見えてきました。

広報実務に携わる方に、必ずお役に立てる1冊として自信を持ってお薦めいたします。

社内回覧はもちろんのこと、お得意さまへのご参考や社内教育用にも、大いに活用いただきますようお願い申し上げます。特に、ケーススタディでとりあげた自治体や大学の広報関係者にご案内いただければ幸いです。

なお、今年度は紙媒体とＷｅｂ媒体での情報発信を総合的に見直す予定です。