ブロンズ

事業主体:株式会社ROBOT PAYMENT 
エントリー会社:オフサイド株式会社
応募カテゴリー:コーポレート・コミュニケーション



2020年、日本中の人がリモートワークへと移行。経理従事者の多くの人が出社を余儀なくされ、命の危険に晒されていた。その理由は「請求書が紙」「ハンコが必要」という日本に蔓延る悪習慣によるものだった。世の中に認知されていない経理の方々の働き方の実態を発信し、生活者・メディア・企業・国にこの問題を問題として認識させるため、電子化が進まずに苦しんでいる経理が184万人もいるという強烈なファクトをコミュニケーションのコアに据え、「日本の経理をもっと自由に」プロジェクトを立ち上げた。

経理の方々1000名への調査や、経済試算の算出など、世の中ゴトにされやすいPRファクトをもとに100社を超える賛同企業とともにこの問題の重要性を訴えた。また、賛同企業109社とともに企業へ補助金を支援する新制度設立のための嘆願書を経済産業省へ提出。さらに、提出する嘆願書を掲載するという日本初の新聞広告でその重要性を訴え、経済産業省からも「改正を検討する」との回答を得ることができた。


Voice from STAFF

オフサイド株式会社 代表取締役 岩城大志

「経理の働き方」という、見過ごされてきた社会問題。私はPRとは、ビジネスの課題と社会の課題をアイディアによって繋げ、関係人口を増やし、みんなで課題解決に向けた機運の形成と行動を作ることだと認識しています。