ゴールド
事業主体:株式会社西武ライオンズ
エントリー会社:株式会社電通/株式会社電通パブリックリレーションズ
応募カテゴリー:ソーシャルグッド
絶滅の危機に瀕する野生のライオンを救うべく、「ライオンズを“応援”することが、ライオン“保全”にもなる」ソーシャルアクションを実施。「オックスフォード大学」と連携し、国内外にアプローチしたほか、世界中の「ライオンズ」にライオン保全の輪を広げた。
創設70周年「埼玉西武ライオンズ」×
絶滅の危機に瀕する「野生のライオン」
2019年に創設70周年を迎えた埼玉西武ライオンズの球団シンボルである「野生のライオン」はいま、絶滅の危機に瀕している。直近20年で半減、100年前と比べると8割も減少し、現在世界に生息しているのは約2万頭のみ。このままのペースで減少を続けると、球団創設100周年を迎える頃には、球団のシンボルである「ライオン」が地球上から消えてしまう。
このような背景を踏まえ、今後も「ライオンズ」がその名を轟かせ、成長していくためにも、「ライオンズを“応援”することが、ライオン“保全”にもなる」、そんなソーシャルアクション「SAVE LIONS〜消えゆく野生のライオンを救うプロジェクト〜」を企画。1980年代の黄金期のチームロゴをベースにしたプロジェクトロゴを考案し、ホームゲームを対象にホームラン1本ごとに1万円が寄付される施策を2019年シーズンからスタートさせた。
英国オックスフォード大学との連携
このプロジェクトを世界的に広げ、1頭でも多くのライオンを救うべく、長年ライオン保全活動に取り組み、世界的な権威と豊富なネットワークを持つ「オックスフォード大学」と連携して、国内外にアプローチ。また、より多くの企業・団体がプロジェクトパートナーとして参画できるよう、本プロジェクトの名称やロゴなどのリソースを使用できる仕組みを構築した結果、国内外の民間企業10社に加え、欧州・アジア・アフリカの「ライオンズ」を冠するスポーツチームにも「ライオン保全活動」の輪が拡大した。
本施策にリーチした方々の「来場意向」「球団への好意度」を大きく高めることにも成功。20年以降も継続が決まり、さらなる企業・団体・スポーツチームの参画を促す予定だ。
Voice from STAFF
株式会社電通 伊豆原 浩太
株式会社電通パブリックリレーションズ 岡 友也
何より世界中に“活動の輪”が広がることを意識し、企画、実施を進めました。受賞は埼玉西武ライオンズ様、オックスフォード大学様を中心とした関係者各位のご尽力の賜物だと存じます。心より感謝申し上げます。