ブロンズ

事業主体:株式会社ヤッホーブルーイング
エントリー会社:株式会社電通デジタル
応募部門:コーポレート・コミュニケーション部門


「YONA YONA BEER WORKS」で貸切り撮影。撮影後はもちろん、ビールで乾杯!
「YONA YONA BEER WORKS」で貸切り撮影。撮影後はもちろん、ビールで乾杯!

クラフトビール「よなよなエール」の認知拡大・ブランドコミュニケーション。広告費0円・使用できるのは自社SNSのみの状況下、ブランドに共鳴する「仲間」を増やすことを目指した。

着目したのは、現実味がないと批判も多かった「プレミアムフライデー」。あえてこの流れに迎合せず「月末金曜でなくても、毎日早く帰れる社会の方が素晴らしい」というコアメッセージを開発。商品名にこめられた「夜な夜な(=毎晩)ビールを楽しんでほしい」という想いをかけあわせ、働き方改革に「本音」で一石を投じることにした。

実施したのは、避難訓練をモチーフにした「定時退社訓練」。フィクションではなく、企業勤務の社会人20名に参加して頂くことで、問題提起力を高めるWEBムービーに。また、仮想団体「定時退社協会」を立ち上げ、社長自らラジオ・WEBメディアで活動を共にする同士を募った。

結果、新聞各紙に「世の中視点を捉えた取り組み」と評価され、取材記事に。さらに、経済産業省・地方自治体の目に留まり、働き方改革を協働推進する取り組みにつながるなど、実施から1年以上経つ現在でも、その活動は拡がりつづけている。


Voice from STAFF

(株)電通デジタル 佐々木祥

撮影は、実際に働く社会人の方々とやりきることにこだわりました。この施策で得た「仲間」と、さらなる議論や共鳴の輪を拡げていきたいと思います。