公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会
理事長  山口 恭正

 

先般、理事長職に就任いたしました山口恭正です。よろしくお願いいたします。

就任に先立ち、国内外含め日本企業を取り巻く経営環境の変化が激しくなる中、多方面から、パブリックリレーションズ領域の重要性や期待の声を数多くいただいております。特に、今年は、欧米をはじめ各国の選挙が予定され、今後の日本の企業活動にも大きな影響を与える要因が多く、企業の経営者にとってみれば、不確実性の増大に悩まされることだろうと思います。そうした不確実な環境下、抱えている経営課題、社会課題、ブランディング課題に対して、我々のパブリックリレーションズの領域ではどういう貢献ができるか、その中で広報部署の地位をどうあげていけるかが、主なテーマになると思っています。

一般的には、PRというと、まだまだ手法のことを思い浮かべる方が多い中、本来の「パブリックリレーションズ」の意味する、各種ステークホルダーとの対話や関係構築の中で企業価値の向上、そして、経営課題の解決に向けた貢献度や存在価値を可視化し、経営者からのますますの理解促進を図っていく必要があると思っております。社会を取り巻くさまざまな課題を一つひとつ解決しながら、同時に企業の価値を引き上げる、三方よし状態を目指すのは簡単なことではない上に、加えて、性別・世代や文化、思想、立場のダイバシティを超えていかなくてはならない難しさは、生半可なものではなく、同時に、協会が抱える課題もますます多岐にわたることを意味します。

多様で複雑な課題に向き合い、乗り越えていくための活動は、理事、会員の皆々様方のご助力、そして事務局メンバーの協力なくしては、成立し得ません。改めまして、皆さまのお力添えを賜りたく、お願い申し上げます。

 

末筆とはなりましたが、皆様からの引き続きのお力添えを切にお願い申し上げます。

 

令和6年6月吉日