さる3 月8 日、今年度第2 回となる「広報・PRプラクティカル・トレーニング」として「広報・PRにおける写真・映像コンテンツの撮影・制作・活用テクニック~写真・映像の効果的な活用のポイントを学ぶ~」を、六本木アカデミーヒルズ49 で開講しました。
「広報・PRプラクティカル・トレーニング」は、〝広報・PR業務における新しい技法、重要だがあまり学ぶ機会のないスキルの習得〟をコンセプトに、2016 年度より開講した講座です。講義内容に基づく演習やグループワークを重視するトレーニングとして構成し、今年度の第1 回は「クライシス・コミュニケーション」をテーマとして実施しました。第2 回では広報・PRにおけるコンテンツの活用をテーマとして企画を検討し、写真や映像の撮影、編集、制作について専門家の協力を得て実施しました。
「広報・PRにおける写真・映像コンテンツの撮影・制作・活用テクニック~写真・映像の効果的な活用のポイントを学ぶ~」テーマとする第2 回講座の講師には、様々なジャンルの写真撮影や映像制作、またイベント、CFやブライダルなど多岐にわたって撮影・編集およびディレクションを手掛がける株式会社ストーリーテリング代表取締役の平野安健(たかや やすたけ) 氏をお招きしました。
講座では、まず写真撮影の基本的なポイントを解説する約1 時間の講義が行われました。そして撮影テクニックの習得のため、受講者が持参したスマートフォンを用いて人物、物品の撮影を行い、撮影アングルの違い、光のあて方による効果など基本的ポイントを確認しました。写真についてはスマホのアプリを使用して、トリミング、コントラスト、カラー補正・モノクロの方法についても、ノウハウの解説が行われています。さらに、動画による映像制作の流れとストーリーテリングについて解説され、撮影と編集のテクニックを習得するための演習も行われました。
講座の終わりには、インスタグラムなどデジタル環境における写真や映像の活用例、映像制作の最新技術なども紹介されました。
日々、性能が向上するスマートフォン。今回の講座はその高度な性能を見直し、広報・PR活動においても効果的に活用するヒントを得る機会となりました。
協会では2018 年度も、「クライシス・コミュニケーション」と「デジタルPR」をテーマとする「広報・PRプラクティカル・トレーニング」の開講を計画しております。詳細については決まり次第、「広報PRアカデミー」のWeb サイトを通じてご案内いたします。