PRSJ国際・交流委員会と山口理事長と会談

5月11日、PRの専門メディアEarned Firstの創設者兼編集長であるArun Sudhaman氏が、同メディアの東京特派員であるDavid Blecken氏とともにPRSJの山口恭正理事長を訪ね、国際・交流委員会のメンバーと日本のPRの現状、課題、今後の展望などについて議論しました。本稿では、その会談の様子と、Earned Firstが今年シンガポールで開催するイベントPRAXIS Asia-Pacificをご紹介します。
Earned Firstとは
Earned Firstは2025年5月5日に創刊されたPR業界のオンラインメディアです。現在、登録読者数は5,500人で、PRエージェンシー、およびインハウスの両方にまたがるコミュニケーション業界のPRプロフェッショナルに読まれています。オンラインのニュースレターが週1回、アジア太平洋・中東・アフリカを中心に配信されていますが、最大の読者市場はアメリカで、続いてインド、シンガポール、UAE、イギリス、中国、オーストラリア、香港、日本の順となっています。
オンラインメディアでの情報発信に加え、Earned FirstはPR業界のリーダーたちがスピーカーとして登場するPRAXISなどのイベントを開催しています。
Arun Sudhaman氏について
Sudhaman編集長は、もともとは同じくPRの専門メディアであるPRovoke Mediaの編集長、Campaignの記者などを務めてこられ、長年、コミュニケーション業界をメディア側から取材・報道されてきました。
Earned First
https://www.earned-first.com/
Earned First × PRSJ国際・交流委員会
PRSJ国際・交流委員会とEarned Firstの会談がもたれたのは5月11日。その日は、「広報会議」の根本祐滋編集長も取材に来られました。
会談では、冒頭、Sudhaman氏からEarned Firstの紹介があり、続いて山口理事長からPRSJのプレゼンテーションが行われました。さらに国際・交流委員会の市瀬朱実副委員長(アリソン・アンド・パートナーズ株式会社 社長)から、委員会の活動内容が紹介され、ディスカッションが始まりました。
国際・交流委員会のメンバーからは、日本のPR業界における深刻な人材不足、いまだ根強く残る、PRへの理解不足、誤解などについて説明されました。業務領域については、ソーシャルメディアの普及で炎上が起きやすくなったことを背景に、リスク・クライシスマネジメントの業務が増えてきたこと、さらに、新NISAの導入後、個人投資家の増加を受け、個人投資家向けのコミュニケーションが増えてきていることなども紹介されました。PRが求められる役割についても議論され、単なる「情報発信」から、PRを経営機能と位置付ける傾向がみられるようになってきたことが説明されました。
Sudhaman氏は、PR業界は現在転換期にあり、「PRは戦術的な実務実行だけでなく、経営幹部に対するアドバイザー機能が求められている」と説明されました。さらにAIの普及により、AIが引用する情報の多くがアーンドメディア由来であるため、アーンドメディアの重要性が再び高まってきたと述べられました。詳細は「広報会議」7月号(6月1日発売)をご覧ください。


PRAXIS Asia-Pacificのご案内
2025年10月にシンガポールのナショナル・ギャラリーで開催された第1回のPRAXIS Asia-Pacificに続き、今年の10月に第2回サミットが開催されます。第1回の開催時は、200人以上の参加者を集め、チケットは完売しました。 このEarned Firstが開催するPRAXIS Asia-PacificにPRSJの会員は15%の割引価格が適用されます(早割の価格には適用されません)。ぜひ、参加をご検討ください。
PRAXIS Asia-Pacific概要
開催日:2026年10月7日(水)
参加費
早割(7月31日まで):99ドル
通常(8月1日~9月30日):149ドル(ここから15%オフとなります)
※通貨はアメリカドルです。
PRSJ会員用割引コード: PRSJ15
会場:ナショナル・ギャラリー(シンガポール)
テーマ:The Earned Imperative (アーンドは不可欠)
<PRAXIS Asi-Pacificの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください>
https://www.praxisonline.world/apac?ref=earned-first.com
文責:国際・交流委員会
株式会社電通PRコンサルティング 藤井京子