「ルクセンブルク大使館」訪問&会員交流会開催報告

開催レポート:2026年3月17日実施

 国際・交流委員会では、世界の様々な地域の大使館を訪問し、歴史、経済、文化を学びながら、 大使館の方々および会員同士の交流を行う勉強会を開催しています。

2025年度2回目となる今回は、2026年3月17日(火)に、国民一人当たりGDPが2000年以降常にトップ3にランクインしているルクセンブルク大公国(以下、ルクセンブルク)の駐日大使館を訪問しました。

 ルクセンブルク大使館は、市ヶ谷駅から徒歩5分程度に位置する「ルクセンブルクハウス」と名づけられた12階建ての建物の1階にあります。「ルクセンブルクハウス」は1階が大使館およびルクセンブルク貿易投資事務所のオフィスで、2階から上は分譲住宅となっています。

最初にミシェル・レーシュ駐日ルクセンブルク大公国大使からのオープニングスピーチでは、「ルクセンブルクに関心を持つことは”right decision“ですよ」と、伝えられ、この後に続く各講演への関心を高められました。日本とのつながりについては、上皇様の代からの日本の皇室との友好関係についても言及されました。2027年には両国間の外交関係樹立100周年となること、先日は三笠宮彬子女王がルクセンブルクを非公式訪問されたことにも言及されました。

以降はルクセンブルク貿易投資事務所の方々からルクセンブルクに関して様々な切り口でお話しいただきました。

以下概要です。

ルクセンブルクの概要
(エグゼクティブ・ディレクター 松野百合子様)

国民一人当たりGDPが2000年以来常に上位にランクしているルクセンブルク。

経済的成功の背景にある経済多様化政策や、ルクセンブルクがEUへのゲートウェイである理由、金融・宇宙ビジネスなどの産業支援に力を入れていることなどをお話しいただきました。

ルクセンブルクのスタートアップ・テックイベント
NEXUS Luxemburg2026(副所長 中丸 直哉様 )

ルクセンブルクはスタートアップ企業育成にも力を入れています。欧州の“政策×テック×スタートアップ”を結ぶ国内最大級のテックイベントであるNEXUS Luxemburg2026は質を重視したイベントで、企業のネットワーキング機会が細やかに企画されているイベントであることをお話しいただきました。

ルクセンブルク大使館とルクセンブルク貿易投資事務所の日本における広報活動の紹介(松野様)

大使館と貿易投資事務所それぞれが役割に応じて発信するメッセージを明確に分けながら、共通してネイションブランディングの「Let‘s make it happen」のイメージやメッセージを発信していることをお話しいただきました。

大阪・関西万博ルクセンブルクパビリオン
(アシスタント 星 文絵 様)

ルクセンブルクは初期段階でパビリオン出展を表明した国の一つでした。
「DOKIDOKI ときめくルクセンブルク」をテーマに掲げ、国の紹介を様々な切り口で行い、伝統的な球技「ケーレブン(ボーリング)」の体験は人気でした。またパリビオンにおけるグルメへの注目度は高く、大阪府知事のXの投稿が反響を呼んだ翌日からは5〜6時間待ちの列ができるようになったとのことです。

ルクセンブルクパビリオンにおける循環経済の推進(松野様)

大阪・関西万博では循環型経済の原則にのっとってパビリオンが建設されました。
解体・再利用を前提としてデザインされ、資材を日本で調達し日本で再利用を実践しました。
結果、博覧会国際事務局(BIE)よりサステナビリティ賞を受賞したとのことです。

交流会

交流タイムでは、ルクセンブルク大使館・ルクセンブルク貿易投資事務所のご厚意でご用意いただいた、スパークリング、白、赤、ロゼのルクセンブルクワイン4種類に参加者全員大喜び。

ルクセンブルクのワインといえば、スパークリングと白のイメージが強かったのですが、近年は地球温暖化の影響で赤ワインの製造も増えているとのことです。日本では未発売の赤ワインも提供され、貴重なワインを楽しむ機会にもなりました。公務の合間を縫って交流タイムにご参加くださったアン・ムース公使参事官およびルクセンブルク貿易投資事務所の方々と、おいしいワインをいただきながら、参加者からの積極的な交流が図られる様子が見られました。

今回多大なるご支援をいただいたルクセンブルク貿易投資事務所の皆様に心より感謝申し上げます。


<参考サイト>
ルクセンブルク大使館 https://tokyo.mae.lu/ja.html
ルクセンブルク貿易投資事務所
https://luxembourgtradeandinvest.com/ja-jp/our-international-network/ltio-tokyo

国際・交流委員会における大使館訪問は、会員が他国の文化に触れる機会とするだけでなく、参加者の公(ビジネス)私ともにその国に関心を高めてつながりができることを願って企画しております。今後もこうした機会を通じて相互理解と信頼関係を深め、国際的なネットワークのさらなる発展と新たな価値創出につながることを期待しております。

文責・PRSJ国際・交流委員会 委員 吉田慶子
※所属・役職は2026年3月31日時点のものです。