自分を偽らずに、自分らしさを表現することを応援し、
ひとりひとりの個性に寄り添う

事業主体:プロクター・アンド・ギャンブルジャパン合同会社
エントリー会社:株式会社マテリアル/株式会社グレイワールドワイド
応募カテゴリー:ソーシャルグッド


パンテーンは、「あなたらしい髪の美しさを通して、すべての人の前向きな一歩をサポートする」というブランド理念のもと、LGBTQ+の元就活生の体験談を伝えることで、自分らしさを表現できる就職活動について考える『#PrideHair』プロジェクトを始動させた。


トランスジェンダー就活生が抱える課題に
スポットライトを当て、気づきと共感を生み出す

「あなたらしい髪の美しさを通してすべての人の前向きな一歩をサポートする」というブランド理念を掲げているパンテーン。これまで、ブランドメッセージ「#HairWeGo さあ、この髪でいこう。」のもと、キャンペーンを通じて、ひとりひとりの個性について考えるきっかけ作りを展開してきた。

2 0 2 0 年秋には、L G B T Q +の方々が、自分を偽らずに、自分らしさを表現できる就職活動について考える『#PrideHair』プロジェクトを展開。トランスジェンダーの元就活生の体験談をもとに作成した動画に対し、多くの賛同や共感の声が集まった。

この反響を受けて、ひとりひとりの個性に寄り添うヘアサロンを日本全国へと広めてゆく『#PrideHair サロン』プロジェクトを展開した。

【ポイント】
パンテーンが独自調査をしたところ、約76%ものLGBTQ+の元就活生が、「就職活動において、セクシュアル・マイノリティであることを選考企業に隠したことがある」と回答。広告を通じて実際の体験談を伝えていくことで、よりよい就活のあり方について考えるきっかけ作りを行った。また、『#PrideHair サロン』プロジェクトでは、LGBTQ+の方々、美容師の方々と共創ワークショップを行い、さらに、SNSで集まった声をもとにヘアサロン向け「LGBTQ+フレンドリーマニュアル」を作成。その普及活動と、プロジェクトへの賛同企業を募集した。

【リザルト】
WEB動画では、「LGBTQ+の方が就活で抱える問題に初めて気が付いた」など課題への気づきや共感の声が多く寄せられた。また、ヘアサロンを経営する40企業が、『#PrideHair サロン』プロジェクトに賛同。これら一連の取り組みは、テレビを始めとする多くのメディアで紹介され、ブランド理念の浸透のみならず、個性や多様性に寄り添うきっかけ作りにもなった。

 


Voice from STAFF

プロクター・アンド・ギャンブルジャパン合同会社 シニア コミュニケーションズ マネージャー 朝貝亜寿沙

ひとりひとりの個性について考えるきっかけを作るキャンペーン。トランスジェンダーの元就活生にスポットライトを当てた『#PrideHair』も多くの反響をいただきました。なりたい髪を叶えることによって一歩前に踏み出す勇気を与える、これからも、そんなブランドでありたいと思っています。