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事業主体:株式会社サニーサイドアップ
エントリー会社:株式会社サニーサイドアップ
応募カテゴリー:マーケティング・コミュニケーション


“伝統文化の担い手と顧客を結ぶ”「にほんもの」プロジェクト。パブリシティの獲得、オウンド、イベント、ECサイトの構築を組み合わせ、生活者と生産者を様々な形で繋ぎ、伝統文化産業の情報発信の仕組みを根本から変革したプロジェクトである。

伝統文化の担い手と顧客をPRの力で繋ぎ
コロナ禍の“日本の伝統文化産業”を救う

元サッカー日本代表・中田英寿氏は、2009年から約10年かけて日本全国47都道府県、約2000カ所を越える地域を巡ってきた中で、各地域固有の伝統芸能や文化・ものづくり(工芸)・食(農業・漁業)の魅力を肌で感じたと同時に、伝統文化産業の情報発信が十分ではない現状を目の当たりにしてきた。
「国内外のより多くの人に日本の伝統文化の魅力を知ってもらい、伝統文化産業の発展を支えられないか」。そうした想いのもと、日本の伝統文化の情報発信を通して、“伝統文化の担い手と顧客を結ぶ”「にほんもの/NIHONMONO」プロジェクトが2020年に本格始動。
質と量を兼ね備えたパブリシティ獲得を大前提とし、“プロジェクト自体をメディア化する”という戦略を軸に、情報接触者が伝統文化に触れ購買するまでの“意識・行動変容の一連の導線”をプロジェクト内に内包するように、以下の4点を実施した。
①オウンドメディアの設立
(プロジェクトのブランド価値向上と発信拠点)
②リアルイベントの実施
(潜在顧客がコンテンツに接触するリアルな場の創出)
③既存マスメディアでのパブリシティ獲得
(認知獲得と伝播)
④受け皿となるECサイトの構築
(伝統文化の担い手へ利益を還元するシステムを構築)
パブリシティの獲得がゴールではなく、伝統文化産業従事者に対して利益を還元することが、産業を支援するためには不可欠と考え、産業従事者のメディア露出はもちろん、最終的に利益にまで繋がるようにメディアプラットフォームを設計し生活者と生産者をさまざまなタッチポイントで繋ぐ“メディアプラットフォーム”を構築。パブリックリレーションズの力を通じて、伝統文化産業の情報発信の仕組みを根本から変革した。


Voice from STAFF

株式会社サニーサイドアップ パブリックリレーションズ事業本部1ディレクター 桝野裟貴

今までなかなか手が伸びていなかった日本伝統文化産業ですが、「にほんもの/NIHONMONO」を通し、少しでも多くの人に、素晴らしい日本文化の価値が正しく伝わってほしいと思います。