ブロンズ

事業主体:Ubie 株式会社 
エントリー会社:Ubie 株式会社
応募カテゴリー:ソーシャルグッド



コロナ禍の深刻化で医療現場は逼迫している。もはや現場の努力だけでは不十分であり、イノベーションによる生産性の向上が不可欠だ。しかし、医療などのレガシーな産業ほど、新しい技術の導入には高い壁がある。これは日本におけるDX 推進のヒントとなるエントリーだ。

Ubie は医療現場の業務効率化を進めるサービスを提供しているが、スタートアップは信頼が無に等しかった。そこで重要視してきたのが、パブリック・アフェアーズだ。これを我々は「仲間づくり」として取り組んでいる。まず、関係構築の種となるファクトの形成。KOL 病院での導入とそこでの問診時間削減データをもって、関係省庁や業界団体と対話を重ねた。各ステークホルダーをアクターにした大きな物語を描き、手段こそ違えども志を同じくする仲間として医療崩壊などのイシューに立ち向かっている。広聴で耳を傾け、自分たちにできる貢献を果たす。この共創なしに、イノベーションの実装はなしえない。


Voice from STAFF

Ubie株式会社 片山 悠

多くのスタートアップが越えられない既存産業の壁。せっかくの優れた技術も実装されなければ意味がありません。同じような課題に悩んでいらっしゃる皆さんにとってヒントになればとエントリーしました。