PRプランナー資格認定制度は、2007年に日本パブリックリレーションズ協会が設立した日本で唯一の広報・PR資格認定制度です。
企業とステークホルダーの双方向コミュニケーションによる信頼関係の構築が社会的な要請となり、従来のメディアリレーションズやインターナル・コミュニケーションの範疇を超えて、経営上のコミュニケーション戦略、コンプライアンス、IR、危機管理、マーケティング・コミュニケーション、ブランド・マネジメントなど、企業経営の根幹に精通した広報・PRの専門家(PRプロフェッショナル)が求められるようになりつつあります。
そこで、実際に広報・PRの仕事に就いている人、あるいは志望している人に、広報・PRの本質的な概念を理解してほしい、さらには専門性の高い広報・PR業務の社会的認知を高めたい、という使命感から、PRプランナー資格認定制度は導入されました。
試験は、総合的な基礎知識を問う1次試験、専門領域別に知識を問う2次試験、実務的な企画力を問う3次試験の3段階で構成されています。試験を通して体系的にパブリックリレーションズを履修できる内容となっており、レベルに応じ「PRプランナー補」「准PRプランナー」「PRプランナー」の資格を認定しています。一人でも多くの優れた「PRプランナー」が誕生することにより、広報・PR業務従事者の職能意識が高まり、広報・PR活動による社会の新しい発展力が生まれるものと確信しております。
PRプランナー補
1次試験合格、かつPRプランナー補書類審査合格者。
広報・PR実務に従事するために必要最小限の基礎知識を有することを認定する資格です。
准PRプランナー
1~2次試験合格、かつ准PRプランナー書類審査合格者。
広報・PR実務に必要な専門知識を有することを認定する資格です。
PRプランナー
1〜3次試験合格、かつPRプランナー書類審査合格者。
日常的な広報・PR実務を幅広くこなし、広報・PR責任者をサポートする知識、提案能力を有することを認定する資格です。
資格取得のメリット
- 広報・PR業務に必要な一定水準の知識・スキルを習得した証明となります。
- 社内やパートナー企業からの信頼度が高まります。
- 資格取得者は協会主催のセミナー/イベントに特別料金で参加できます。
- 資格取得者限定のイベントで業界・業種を越えた交流が可能です。
PRプランナー宣言
日本パブリックリレーションズ協会は、現在企業広報やPR業の最前線で活躍する多くのPRプランナーにそれぞれが考えるPRプランナー像についてインタビューを実施、それらを集約するかたちで、今求められるPRプランナーの姿を明らかにしました。さらに、それらを骨子として「PRプランナー宣言」を策定しました。
いま、社会にはあらゆる情報やコンテンツがあふれ、
その流通チャネルも多岐に渡っています。
このような環境のもと、正しい情報を
多様な価値観をもったステークホルダーに適切に届け、
合意形成を図っていくことの重要性は日々高まりつつあります。
我々、PRプランナーは、幅広いスキルと高いコミュニケーション力、
倫理観をもって、さまざまな課題をパブリックリレーションズで解決するための
知見を有し、この“強み”をより良い社会を築くために役立てていきます。
社会をつなげる、未来を動かす。
私たちはPRプランナーです。