PRアワード2025 受賞エントリー

全11件の受賞エントリーをご紹介します

グランプリ

PRパーソンの未来予測を、災害対応に応用 『能登半島地震 命を守る災害対応リアルタイム広報』

事業主体:石川県
エントリー会社:株式会社博報堂/株式会社北陸博報堂/株式会社博報堂プロダクツ/株式会社オズマピーアール/株式会社 レオン

審査委員 評価ポイント

災害大国日本において、行政主体の「命を守る広報活動」の基本をプロボノチームと連携し高次元で実践。デマや風評被害にタイムリーに対応し、関連死の抑制に貢献しました。斬新さよりも、この活動が次世代の行政広報の「お手本」となり、未来の公共サービスを切り拓くパイオニアシップを発露した意義を評価しました。

ゴールド

人気スポット消失の危機を、笑いによる合意形成で地域を巻き込む物語に道頓堀 金龍のしっぽプロジェクト

事業主体:金龍製麺株式会社
エントリー会社:株式会社博報堂/株式会社オズマピーアール

審査委員 評価ポイント

訴訟による「対立と分断」という難しい状況を、大阪らしいユーモアと「物語の共有」で見事に融和させました。単なる面白さではなく、訴訟相手への配慮や炎上リスクを回避しつつ、「負けて勝つ」という経営の「覚悟」を伴った戦略を評価。アイデアの力で地域の合意形成を導いた、PRクリエイティブの優れた事例です。

シルバー 

(4件/エントリー登録順)

中小企業の“賃上げ”の閉そく感を打破!福利厚生を活用した新たな賃上げ手法「第3の賃上げ」

事業主体:株式会社エデンレッドジャパン
エントリー会社:株式会社エデンレッドジャパン/KMCgroup株式会社

審査委員 評価ポイント

マスではスポットが当たりにくいBtoBサービスを「賃上げ」という社会文脈に乗せ、いま世の中で議論すべきアジェンダに昇華させた好例。「第3の○○」という耳馴染みのあるコピー開発もさることながら、各PRアクションのwhen/who/whereを戦略的に設定して社会からの注目・賛同を狙い通りに集めている実施展開も秀逸。

物件探しを強化したいけど、お金も社内人的リソースも足りない…そうだ!お客様に地元の物件を探してもらおう!「バーガーキングを増やそう」キャンペーン

事業主体:BURGER KING JAPAN(ビーケージャパンホールディングス)
エントリー会社:ザ・プロデュース合同会社/株式会社DE/株式会社アンティル/株式会社sfrth

審査委員 評価ポイント

顧客に物件を探してもらう、というアイデアがまずユニークですが、顧客の間に「地元」という空間を取り込み、関係性を広げている点が印象的です。マーケティングをしっかり押さえつつ、顧客の生活基盤をうまく取り入れ、ローカリティを生かした関係性をデザインしているところが、とてもPRらしいアプローチになっています。

「助けたいから買う」 ― 貢献意欲を引き出し、食品ロスの削減につなげたファミマの『涙目シール』

事業主体:株式会社ファミリーマート
エントリー会社:The Breakthrough Company GO

審査委員 評価ポイント

PR。パブリック・リレーションズ。この企画は、“おにぎりそのもの”と人との関係(リレーション)をそっと結び直して、食品廃棄の問題に挑んだ。企業でもお店でもなく、おにぎりとお客さんの関係。その斬新さに驚きました。

人生 100 年時代をどう生きるか 介護施設のシニア 1 万人と紡ぐ「Be サポーターズ!」の幸せな物語

事業主体:サントリーウエルネス株式会社
エントリー会社:サントリーウエルネス株式会社

審査委員 評価ポイント

支援される側を、支援する側へ。応援の価値拡張と幸福寿命。
シンプルで強いPRコアアイデアと中長期のシナリオ設計が融合した、美しいPRデザインが光る取り組みです。
数年に渡って続けてきたからこその情報の深みと説得力があり、人生100年時代に生きることの意味や、企業がデザインする社会インパクトを考えさせられる好例でした。

ブロンズ

(4件/エントリー登録順)

人がいないなら呼んでこよう!市民の「手伝って」を伝えるプラットフォーム“ヒダスケ!”で年間1,500人の担い手を確保

事業主体:岐阜県飛騨市
エントリー会社:岐阜県飛騨市

審査委員 評価ポイント

地域の悩みを解決するため、市内外の人がつながる。地元市民・市役所職員・市外の人が連携するプラットフォームを構築し、メディアに積極的に露出し、知見を国内外で共有し、関係の輪を広げ育んできた、まさに広報の「関係づくり」の力を体現した取り組みである。

第三者推奨を起点とした従業員エンゲージメント向上プロジェクト 「おかんパン」

事業主体:株式会社ダイヤ
エントリー会社:株式会社ダイヤ/株式会社はずむ

審査委員 評価ポイント

商品開発プロセスの初期段階からPR視点を入れて、新たな大阪名物となるパンを生みだすことに成功し、従業員エンゲージメント向上や離職率の低下、売上にも大きく寄与した点が評価されました。

業界の垣根を超えた難病支援プロジェクト「I know IBD」

事業主体:アッヴィ合同会社
エントリー会社:株式会社プラップジャパン

審査委員 評価ポイント

同社は、患者さんの日常の課題を真摯に受け止め、製品収益外でも地道な活動を積み上げてきた。今や3,000 店舗以上からの共感・協力を得ており、企業の責任や覚悟を感じた。表向きはシールに集約しているが、特定の患者さんだけでなく、関係者全員に多様性理解や思いやりの醸成を促せるなどPRの重要なポイントが詰まった素晴らしい取り組みである。

回転レーンで世界つなぐ―70カ国の料理が巡る、「回転すし、魅力最・再訴求」万博プロジェクト

事業主体:くら寿司株式会社
エントリー会社:株式会社電通PRコンサルティング

審査委員 評価ポイント

出展に向けた70か国の料理の地道なリサーチ。25か国におよぶ大使館との連携。社内のメニュー開発部門から店舗スタッフとの議論。海外に開かれていく従業員の視野。
様々なステークホルダーとの双方向性コミュニケーションの積み重ねが結実した国際色豊かな新たな鮨の数々。
回転すしによる文化外交は、パブリックリレーションズそのもの。

審査委員特別賞

能登半島地震の被災地で生まれたカプセルトイ 珠洲市立大谷小中学校 児童生徒 発案 “OHTANI CHARM”

事業主体:珠洲市立大谷小中学校
エントリー会社:青山きえ/小川琴子/松谷桜/株式会社アドビジョン銀座/一般社団法人2025PROJECT

審査委員 評価ポイント

被災地の子どもたちの声が、共鳴した大人たちを巻き込み、地域や社会とのつながりを高めていく。
最初は小さな力でも、誰かのために、何か役に立ちたいという想いや意志、そこに一歩踏み出す行動が加わり、道が拓けていく。パブリックリレーションズに大切なものが何かを気づかせてくれる取り組みです。
そして、パブリックリレーションズが日本の未来を創っていく子どもたちのものでもあること、そして、希望の灯になりえることを示したく審査委員特別賞を授与します。