グリーンウォッシュ

企業や組織が自らの環境配慮や社会的責任について、実際には取り組んでいないか、取り組みが不十分なのに、誇大な主張や宣伝をしている場合に使われる用語。環境配慮の象徴的な言葉であるグリーンと、見せかけや隠ぺいを意味する英語「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語で、1986年に米国の環境活動家ジェイ・ヴェステルフェルト氏が、エッセイで用いたのが始まり。1992年の国連環境開発会議(リオサミット)前に、国際環境団体のグリーンピースが「GREENWASH」という本を出版し、この言葉を世界に広めた。