パーソン・オブ・ザ・イヤー

YOASOBI
音楽ユニット
受賞理由
YouTube の世界楽曲チャートで1位を獲得するなど、国を越えて老若男女にファンを増やしている。楽曲には原作となる小説があり、物語の世界観を拡げながら共感を得ていくコミュニケーションは、パブリックリレーションズに通じるものがある。また、出版事業の課題からスタートし、内外のステークホルダーを巻き込みながらプロジェクトとして大きな成果を上げていることや、メディアにおいても自らの考えを発信し、TikTok ライブなど様々な手法を活用して双方向に関係を構築していることなど、パブリックリレーションズの基本を体現している点が高く評価された。
受賞コメント
2023年度 日本PR大賞 パーソン・オブ・ザイヤーに選出いただき、ありがとうございます。
我々は2人で YOASOBI というユニットをやっているのですけれども、発足時からチームのみんなの力を借りてようやく舞台に立つことが出来ていると思っております。
パブリックリレーションズという意味においては、本当にチームのみんなと作り上げてきていることばかりなので、そういったところを見ていただいて、今回の賞をいただけたのではないかと思っております。
ですので、この賞は僕らとチームのみんなに贈りたいと思います。
これからも頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします!
受賞コメント動画
シチズン・オブ・ザ・イヤー

Paix2(ペペ)
女性歌手デュオ
女性歌手デュオ。保護司。
Paix2 は、フランス語で「平和」の意味。二人なので二乗し Paix2(ぺぺ)と呼ぶ。
NHK教育番組のテーマ曲や、社会を明るくする運動の応援メッセージソングを発表する等、多彩な活動が注目される。2002年以降、矯正施設でメッセージコンサートを数多く行っているため、「受刑者のアイドル」と呼ばれる。著書には、NHK教育番組のテーマ曲と同題「SAYいっぱいをありがとう〜塀の中から響く歌声」(実業之日本社)ほか。
受賞理由
2000年にデビューした女性歌手デュオで、「受刑者のアイドル」と呼ばれている。2002年から刑務所を回って受刑者に歌を届け、眠っている良心を呼び覚ます活動を続けており、これまでに無報酬で行ってきた「プリズンコンサート」やトークセッションは500回を超える。社会復帰した元受刑者とも継続的につながりを持ってお互いの励みとし、刑務所関係者や自治体などと強い信頼関係のもとで連携するなど、パブリックリレーションズの理念に合致した活動を長年にわたって行っている点が高く評価された。
受賞コメント
この度は、このような栄誉ある「2023年度 日本PR大賞」に、私たちの活動を評価し て頂いて、とても感謝しています。
PR(パブリックリレーションズ)の真の意味を知り、「私たちがやってきたことの意味は、まさにこれだったんだ」と改めて学ぶことが出来ました。
Prison コンサートと称して、これまで23年間、ボランティアで矯正施設(刑務所・少年院)のコンサートをさせて頂きました。
そのコンサート回数は、いつの間にか526回を数えることになり、今では社会復帰された人たちが、コンサートやライブ会場にたくさん来て下さいます。
「社会で頑張っている自分を見てほしくて来ました」
そんな姿を見るたびに、逆に私たちが励まされることが度々あります。
多くの人は矯正施設でのコンサートを「慰問」と表現されます。
しかし、私たちは決して「慰問」という言葉は使いません。その言葉には大きな違和感を感じます。
塀の中に人が居ると言うことは、社会には多くの被害者の方たちがいらっしゃる訳ですから決して【慰問】では無いのです。そして、私たちが一方的に与えることだけでなく、私たちがいただき、学ぶこともたくさんあるのです。
人はそれぞれ心のスイッチを持っています。
心のスイッチを押すことこそ私たち Paix²(ぺぺ)の活動の原点と考えています。
その心のスイッチを押すには、PR(パブリックリレーションズ)の中にある双方向の「信頼」がとても大切だと思います。
この度の受賞に恥じないように、これからも安全安心な社会作りのお手伝いが出来るように研鑽を重ね、PR(パブリックリレーションズ)の理念を多くの人たちと共有できるよう心掛けながら邁進したいと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
授賞式/受賞コメント動画
※会場の音響と機材の関係で手振れや音割れがございますがご容赦ください