ブロンズ

事業主体:NPO法人犬と猫のためのライフボート
エントリー会社:株式会社東急エージェンシー
応募部門:ソーシャル・コミュニケーション部門


年賀状用サイトトップページの画像

1日に約45匹の犬が殺処分されている現状

日本では、年間4万匹を超える犬たちが保健所に持ち込まれ、2016年は約1.6万匹が殺処分された。2018年戌年という、12 年に一度の最も犬に関心が高まるタイミングで、多くの人が年賀状用に犬の写真を探す習慣を利用して、NPO法人「犬と猫のためのライフボート」と保護犬を救うプロジェクトを立ち上げた。

保護犬の持つネガティブなイメージを払拭

保護犬をタレント犬のように撮影して、写真をアーカイブしたフリー画像サイトを開設。ペットショップにいる犬たちと全く変わらぬ可愛さは、年末の戌年関連のニュースメディアで取り上げられ、SNSでも瞬く間に話題となった。

保護犬を飼うという選択肢を広げる

サイトを訪れたユーザーには「画像をダウンロードする」「画像を使ってSNSで挨拶する」「保護犬と面会する」という3つの選択ボタンが提示され、直接里親になる選択肢も提示した。 保護犬の飼い主になるという選択肢が、新年の挨拶とともに広がることを狙いとし、サイトに掲載された犬たちの83%に里親が見つかった。


Voice from STAFF

(株)東急エージェンシー PR 吉尾達矢

全ての犬が幸せな1年を過ごせるように願いを込めてチームで制作。日が当たらない所に日を当てる活動はPRの得意とするところ。年賀状というパブリックリレーションズの一つの型とも言える慣習を活用したことも企画の強みだと思う。微力ながら貢献できたことを嬉しく思う。