“鬱憤”からPRアイデアを考える新アプローチ
「鬱憤構文®」
事業主体:株式会社 電通PRコンサルティング
エントリー会社:株式会社 電通PRコンサルティング
社会課題を起点にしたコミュニケーションを考える上で、ソーシャルメディアの声を無視することはできない。当社では、ソーシャルメディア上に表れる様々な不満やモヤモヤを「鬱憤」と定義し、「鬱憤」を大きく7つのカテゴリーに分類。
この分析をもとに、自身の見聞きした情報や体験から社会に潜む不満やモヤモヤを言語化し、アイデア発想を促進するための独自の「鬱憤構文®」を考案した。また、「鬱憤構文®カード」(50種)を制作し、そのカードを活用した「鬱憤構文®ワークショップ」を事業会社向けに提供した。
カードゲーム形式のワークショップでは、参加者が様々な鬱憤を連想して掘り下げ、課題解決を目指すPRアイデアまでを立案。社会やステークホルダーの現状を「鬱憤」の視点から考え、「解決すべき問題の探索」から始めるクライアントとエージェンシーの新しい共創にもつながった。また、「鬱憤構文ワークショップ」は、従業員同士の相互理解や職場環境改善を目的としたインターナルコミュニケーションの研修としても活用された。
ネガティブに捉えられる「鬱憤」をポジティブなPRアイデアに転換するワークショップとして多数の企業で導入された。
ご担当者の声
当社の新たな挑戦を評価していただいたことを励みに、これからもクライアントの皆さまと共に、「鬱憤」の視点から世の中の課題解決につながるコミュニケーションを創造してまいります。
株式会社電通PRコンサルティング 統合コミュニケーション局 鶴岡大和