徹底したローカル施策で、
世界ブランドの象徴が関西で生んだ“奇跡の共感”
「おかえり!カーネル」人形納め

事業主体:日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
エントリー会社:株式会社オズマピーアール

地元民に愛されるカーネル立像「おかえり!カーネル」が老朽化によって保管が困難に。その処分方法には、ファンの心情に配慮し、理解と共感を得られる対応が求められた。
23年のプロ野球の優勝争いによって「カーネルの呪いが解けた」と声が上がっており、「おかえり!カーネル」がその役割を終えるにはこのタイミングが相応しいと判断。そこで、大切にしていた人形を神社で供養する日本の文化「人形納め」に着目し、カーネル立像に感謝を伝えるイベント「おかえり!カーネル」人形納めの実施を考案した。人形納めの場は一般公開・メディア誘致による情報の広がりよりも、あくまで神聖な神社で厳かに執り行われる儀式にするため、自社のみでオフィシャル映像を制作。代表取締役社長を含む執行役員4名が参加し、多くのステークホルダーに“感謝と敬意を示す”という企業姿勢を真摯に伝えることを重視した。
結果、多くの報道と共にSNSで感謝の声が拡散。また、“供養”ではなく“廃棄”と表現した報道に対し、生活者側から反論の声が上がるなど、企業姿勢への理解・共感がされている様子が確認できた。

ご担当者の声

ローカルで育んでいただいたストーリーを大切にし、カーネル立像に感謝を伝えるイベントが、大変多くの方の共感・賛同をいただきました。これからも皆さまの傍に並び、愛されるブランドを目指し邁進して参ります。

日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社/株式会社オズマピーアール