日時 | 開講期間:3月16日(木)~4月26日(水) |
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プログラム | インターネット新時代の「デジタルPR」推進のポイント~デジタルツールの活用とPRプランニング~
インターネットの世界的な普及と高度化、日々進化するスマートフォンに象徴される電子デバイスの発達などを背景に、新たな時代ともいえる2020年代においてもメディア環境は大きく変化しつつあります。さまざまな情報を人々に伝達する有力な手段であった新聞やテレビなどマスメディアがかつての勢いを失う一方、ネットを介してさまざまな情報をスピーディー伝えるWeb系メディア、SNSが情報流通に大きな変革をもたらしました。
メディア環境の変化を要因として、パブリックリレーションズの世界も大きく変わりつつあります。メディアの掲載スペースを競うパブリシティや企画広告の時代は過去のものとなり、今では多彩なデジタル手法を活用しながらステークホルダーに向けていかにコミュニケーションを効果的に行うか、その考え方や手法を身に着けることがパブリックリレーションズ担当者にとっての重要課題となっています。
本講座は、デジタル活用に豊富な経験を持ちパブリックリレーションズの第一線で活躍している実務者を講師を迎え「デジタルPR」推進のポイントを学ぶ以下の3つの講義で構成します。
パブリックリレーションズにおけるデジタル活用に貴重なヒントを提供する本講座。事業会社、PR会社等の現場で効果的なデジタル活用をめざす、多くのみなさまの受講をお待ちします。
講義の概要■講義1 「デジタルPR “新時代”~デジタル・コミュニケーションの考え方とプランニングにおけるPESOモデルの活用~」 講師:株式会社クラウドワークス 広報責任者 飯田真吾氏
デジタル化の進展を背景にメディア環境は激変、生活者はマスメディアのみでなくネットを通じてさまざまな情報を入手し、また自ら発信する新たな時代を迎えました。多様かつ膨大な情報がオープンに流通するこの時代において、PR担当者にはデジタルに対応する今までにない発想や考え方が求められています。 本講座では、デジタルPR “新時代 “ともいえる現在のメディア状況を概観し、その特徴を理解します。そして多彩なデジタルツールを整理するフレームとしてPESOをとり上げ、デジタルツールやメディアを連携させコミュニケーションの効果を上げるデジタル活用の考え方を示します。「ケーススタディ」では課題解決のためにデジタルツールやメディアをどのように活用していくかを具体的に考察し、デジタルPRに不可欠な考え方やプランニングのポイントを解説します。 (52分45秒)
■講義2 「デジタルで人を動かす力をPRで引き出す 多様化する趣味嗜好の中で、人の目に留まる企画づくり」 講師:株式会社マテリアル ストリーテリングセンター プランナー 常谷友梨絵 氏
PR活動の推進においては、単に企業や商品に対する生活者の認知及び理解を深めることに留まらず、さらに対象となる生活者の態度や行動の変容をうながすことが重要です。しかし膨大かつさまざまな情報が飛び交い、人々の価値観や嗜好が多様化した現在では、それは決して容易なことではありません。 そんな時代においてデジタルの力を発揮して人を動かすこと。それが「デジタルPR」が果たさねばならない大事な役割です。この役割を担うPR担当者は、どうすれば生活者の心を掴み動かすことができるのか、またそのためにSNSなどデジタルツールをどのように活用するのか、そのポイントを身に着けておかねばなりません。 本講座では、デジタルPRの第一線で活躍する講師自らが手掛けた事例をとおして、どのような考えのもとにデジタルを活用して人を動かしPRプロジェクトを成功に導くことができたのか、その取組みにおけるプランニングと施策のポイントについて実際の経験を交え具体的に解説いただきます。 (38分52秒)
■講義3 「ネット炎上の分析とリスク回避のポイント~発生原因、その防止に向けた考え方と対策~」 講師:株式会社エルテス マーケティング・広報責任者 奥村高大 氏
不適切な言動、企業活動などを契機に発生するさまざまな「炎上」。PRにおいては、平時から炎上の発生防止に努めるとともに、万が一の事態にはダメージを最小化するための適切な対応が求められます。デジタルPRを進めるPR担当者は、時には企業の存続までも脅かす「炎上」に関する理解を深め、平時から発生に備える心構えや対応を身に着けることが不可欠です。 本講座では、最近わが国で発生した数々の「炎上」の事例を分析し、その発生原因を具体的に解説します。さらにさまざまな事例をいくつかのケースに分類し、想定事例を通じてそれぞれのケースに共通する発生原因や未然の防止策、また発生を余儀なくされた場合の対応の考え方を紹介します。受講されるみなさまは本講座から、デジタルを活用したPRのプランニングと実施において注意すべきポイントを学んでいただくことができます。 (46分48秒)
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講師 |
株式会社クラウドワークス 広報責任者
いいだ しんご
飯田 真吾
1985年神奈川県生まれ。08年新卒で博報堂入社。コーポレートコミュニケーションや官公庁の普及啓発・国民運動関連の業務に10年間従事。18年、合同会社DMM.comに入社。コーポレート室長として広報組織の立ち上げから企業ブランドづくりに携わる。21年、ヤフー株式会社入社、Zホールディングスに出向。ヤフー・LINEのPMI広報、リスク広報等に携わる。2022年11月よりクラウドワークス広報責任者(現職)。
株式会社マテリアル ストリーテリングセンター プランナー
つねや ゆりえ
常谷 友梨絵
1996年・札幌生まれ東京育ち、根っからのテレビっ子でお笑い番組ばかりを見ていたことから、メディアに興味を持ち、その中でPRという存在に出会う。 2019年マテリアル入社後、オーラルケアやバスケアなどの日用品雑貨や、外食産業などのクライアントを担当し、基礎PRからストラテジックなブランディングPRの企画、実施に従事。 2020年よりクリエイティブエージェンシーである博報堂ケトルに出向し、コアアイデアに紐づいた人を動かす統合キャンペーンとして、CMからプロモーション、SNSキャンペーンなど幅広い手口での企画・提案を学び、2021年4月よりマテリアルのプランナーとして帰任。基本的なPRにとらわれない自由な発想での企画を得意としている。
株式会社エルテス マーケティング・広報 責任者
おくむら たかひろ
奥村 高大
大学卒業後、金融機関、人材紹介ベンチャーを経て、2018年に株式会社エルテスに入 社。人材紹介企業では、大手企業の役員クラスの人材紹介なども手掛ける。 エルテスでは、マーケティング業務に従事し、デジタルリスクラボの立ち上げ、運営、執筆など も行ってきた。現在は、エルテスグループ全体のマーケティング・広報責任者を務め、全社の コミュニケーション戦略を担っている。 |
受講料 | 一般: 34,500円 ※1 「PRプランナー有資格者(准:補)」は、1次試験もしくは2次試験の合格後、当協会に認定申請を行っていただき、協会が認定したみなさまです。1次試験もしくは2次試験を合格したのみでは「PRプランナー有資格者(准:補)」とは認定されませんので、ご注意ください。 ※2 日本パブリックリレーションズ協会に正会員としてご入会いただいている企業・団体にお勤めの方、個人会員・准会員のみなさまが対象となります。
[領収書の発行について](協会会員でマイページをお持ちの方限定) クレジットカードで受講料をお支払いの方は、ご自身のマイページから領収書(PDF形式)をダウンロードいただけます。 マイページにログイン後、下部にある「各種お申込み履歴」というリンクから進み、「領収書発行」ボタンをクリックしてください。 |
お支払い方法について | 受講料は、クレジットカードによるお支払いをお願いいたします。なお、日本パブリックリレーションズ協会正会員企業にお勤めの方は、請求書による銀行振込もご利用になれます。 |
キャンセルについて必ずお読みください | ・ 視聴方法に関するご案内をお送りした後のキャンセルはお受けできません。 ・それまでのキャンセルのご連絡は 講座事務局宛てのメールにてお願いいたします。お電話ではお受けできませんのでご注意ください。 講座事務局アドレス:mail@prsj.or.jp ・お申込み後、キャンセルの手続きをされないまま未受講の場合、また受講開始後にご本人の都合により受講を中断された場合、理由にかかわらず受講料を全額ご請求させていただきます。 ・お申込みは、本キャンセル規程をご了承のうえでお願いいたします。 |
受講受付の締切 | 4月20日(木) 19:00 まで |
受講料の請求書送付とお支払いについて(正会員企業のみ) | 日本パブリックリレーションズ協会 正会員企業にお勤めの方で、請求書の送付をご希望の方には、お申込み後 1週間程度でご指定の住所へ発送いたします。 受講料は、請求月の翌月末日までにご入金ください。 |
推奨システム環境(オンデマンド講座) | 【ブラウザ】 以下のHTML5 プレーヤーで h.264 MP4 動画が再生可能なブラウザ ・ Chrome 30〜 ・ Firefox 27〜 ・ Internet Explorer 11〜 ・ Microsoft Edge ・ Safari 9〜
【モバイル / タブレット】 ・ Android バージョン (Lollipop) 5.0〜 ・ iOS バージョン 9.3.5〜 |
受講上の注意事項 | ・ オンデマンドWeb講座の視聴に必要なID/パスワードは、受講受付から3営業日以内にお送りします。 |