2012年度PRアワードグランプリ受賞者からのメッセージ―平井聡子様

受賞者に聞いたPRアワードグランプリの魅力と攻略法 「本当のトコ、どうでしょうか?」

PRアワードグランプリ 受賞者インタビュー

平井 聡子様

株式会社 電通 iPR局 チーフ・プランナー
PRSJ認定PRプランナー

2012年度マーケティング・コミュニケーション部門最優秀賞を受賞した、株式会社 電通の平井 聡子様。「森永製菓『森永甘酒』のための甘酒市場活性化を目的としたPR活動」のエントリーについて、お話をうかがいました。

Q. 応募したきっかけを教えてください。

今回の甘酒市場活性化のためのプロジェクトが形になり、世の中に情報が出始めると、当初想定していたよりも遥かに大きな反響を頂くことができました。その反響は、メディアからの問い合わせや露出に留まらず、お客様相談室への問い合わせや、流通様からのお問い合わせなど、クライアント社内全体を巻き込んでこのプロジェクトが動いていると感じました。戦略立案の際、事前にクライアントのマーケティング担当はもちろんのこと、広報、研究所の研究員、営業など様々な方にヒアリングを行い、クライアントと一緒に「森永甘酒」の魅力を確認する作業を行ったこともあり、各部署が連携して行ったチーム作業のすばらしい成果を「第三者機関」に評価してもらうことができれば、別の大きな意味を持つものになるのではないかと思い、応募させて頂きました。

Q. 応募・受賞に対して、クライアントの反応は?

クライアントには、プロジェクトとの全体はもちろんのこと、PRの戦略や、細かい戦術に至るまで事前に細かく説明していました。そして、実際にプロジェクトがその通りに成功していくのを見ていただくことができたこともあり、応募には快く協力していただけました。
最優秀賞の受賞の知らせも大変喜んでいただくことができ、「すべて平井さんのおかげです!」とプランナー冥利につきる最大の褒め言葉を頂くことができ、信頼して任せていただけたことに心から感謝しています。

Q. 応募、最終審査会の準備について教えてください。

実は、準備はほとんどしていませんでした。というのも、4月にアウトラインを決定し、5月からの3ヶ月間でPR活動を行ったのですが、活動報告書を作成したタイミングが丁度エントリー期間だったのです。
「PRの考え方・フレーム・着地・どこがポイントか」など、私が考える「売りにつながるPR」のための要素と、「露出の内容、戦略、反応」など実際に活動したことは、すでに報告書に記載していました。そのため、報告書をエントリーシートに合わせて少し書き直すだけで応募できたのです。最終審査会のプレゼンの資料も、報告書の内容から制作しました。

Q. 受賞後、反響や影響はありましたか?

PRアワード受賞後すぐに変化があったということはありませんが、少しずつではありますが相談案件が増えたように思います。また、これまで直接の接点がない人からご相談頂くこともあります。

Q. 応募を考えている方にアドバイスをお願いします。

「戦略と戦術をどう駆使したのか」、「それによってどのような効果をもたらしたのか」を数値で見せるのが大切だと思います。ともすると、「どのような戦術で、どのような媒体に露出したか」という内容になりがちです。しかし、「どんな目的で、どのようにその戦術・媒体をえらび、それによってどのような反響を得たのか」があるほうが、聞いている人はわかりやすいです。反響においては、露出の広告換算だけでなく、「生活者にどのような影響をもたらしたのか」を売り上げやお客様の声など、多角的な視点でまとめると、よりリアリティーあるプレゼンテーションにつながると思います。社内外で高評価のプロジェクトがあれば、報告書などをエントリーシートに書き換えて、まずは応募してみはいかがでしょうか。そうすれば、応募のハードルはずっと低くなりますよ。


ご協力ありがとうございました。


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