地球上に多様な生物が複雑な生態系を形成していること。現在多くの生物の絶滅が危惧される状況にあり、要因は人間の活動、中でも生息地の環境破壊が大きい。人類存続の基盤ともいうべき生物多様性を将来において確保するため、わが国でも2008年5月に「生物多様性基本法案」が成立、総合的かつ計画的な環境保全策を打ち出している。