広報活動は楽しいなあ。

公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
理事  竹内晃治

 

本年6月から協会理事及び企業部会長を拝命いたしました。
微力ながら協会発展のため、企業広報の側から盛り上げていきたいと思います。

さて、私が国土計画(現プリンスホテル)広報室に配属されたのは、入社3年目の春でした。その後、西武ライオンズ、西武ホールディングス、NPBエンタープライズ(侍ジャパン事業会社)出向などを経て、現在、西武ホールディングス兼プリンスホテル広報部に勤務しています。25年間、広報業務に携わってきましたが、その間10年間余りプロ野球界の世界にいたことは、大いなる経験でしたし、この協会の中でも珍しい存在となっていると思います。

長い広報活動の中で常に気を付けていることは、「業界の常識、世間の非常識」とならないようにすることです。その世界に長くいると、外から見ると理解しがたいことも通ってしまう、同業他社からも何も言われない。そんな時に一般的な外部の目を持つ広報が必要となります。常に高く磨きをかけたアンテナを張っておくことが必要かと思います。

今は、新聞、テレビ、雑誌だけでなく、ネットメディアも登場し、情報発信、取材対応もいろいろなパターンができました。しかしながら、私は、あらゆる媒体の記者・カメラマンの方々と電話、FAX、メールだけでなく、直接会って対話するのが好きです。その対話を通して、ヒントとなることもあり、単なるプレスリリースが相手の立場に合った情報に変わっていくのが楽しいですね。

このように記者と直接会って、メディア対応をするためには、単に会社の情報だけを熟知して説明しているだけはダメで、しっかりと自分自身もアピールしなくてはいけません。時には、自分のプライベートの話が記者にとっては良い情報になるかもしれませんし、何より、自分という存在に興味をもっていただけるイコール会社に興味を持っていただくことだからです。そういう意味では、ワークライフバランスは広報マンにとっては重要で、異業種交流も必要不可欠かと思います。

昨今、広報に対する期待感は、各企業において上がってきています。反面、広告換算値のKPI指標を過度に取り上げることも事実です。露出させることが目標ではなく、その次のリアクションでどのようにさせたいかを目標にすべきです。その目標を達成するための手段を考える。
まさにそれが戦略的広報、目標をもった広報活動となります。

その反響が目標通りになった時のワクワク感は最高です。営業に結び付くプレスリリースなら、まさにその営業に直結する目標を設定します。そうでなければ、会社のブランディングに寄与するリリースになります。

私の広報活動の目標は、周囲の人たちが、自分の会社に入社したかった、家族を入社させたいと言ってくれること。最終的には、自分の息子が何も言わなくても、おやじの会社に入りたいなあと言ってくれることでしょうかね。。。
そのためには、どうしたら良いか。やることはいろいろとあります。
広報活動は楽しいなあ。

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