世界遺産・吉野を訪ねてみてはいかがですか(協会ニュース 2017年4月号より)

 

近畿日本鉄道株式会社 広報部長
原  恭

 

いよいよ「桜」の季節の到来です。近鉄沿線の吉野山が1年で最も賑わうシーズンです。

桜の吉野山

桜の吉野山

吉野の歴史は古く、飛鳥時代に修験道の開祖とされる役行者が、大峰山系で修行を重ね、そこに金剛蔵王大権現を見出し、金峯山寺を創建しました。それ以来、山岳信仰の聖地として、多くの参詣者を集めてきました。2004年には吉野・熊野・高野とその参詣道が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。 吉野山の尾根筋には銅の鳥居・中千本を経て上千本方面への参道があり、多くの店や旅館が立ち並んでいます。この地で有名なのは「柿の葉すし」です。お店により特徴があり、吉野によく訪れる方はそれぞれお気に入りのお店を持っているようです。

吉野山の中心で威容を誇っているのは金峯山寺蔵王堂。ご本尊は金剛蔵王大権現で、今年も4月1日から5月7日まで特別ご開帳を行っています。

ここから先は、多くの塔頭や神社があります。一目千本で知られる吉水神社は後醍醐天皇の南朝の皇居跡にあり、義経と静御前が弁慶とともに隠れ住まわれていた場所としても知られ、豊臣秀吉が南朝を偲んで盛大な花見を行ったときの本陣でもありました。さらに坂を登って進むと吉野水分神社、奥の千本の金峯神社と世界遺産が続きます。 桜の季節には多くの観光客が訪れる吉野山ですが、桜が終わると新緑に囲まれ、夏には紫陽花、森林浴、秋には紅葉、冬には静寂で荘厳な雰囲気を味わうことができます。

ご紹介いたしましたように、吉野は素晴らしい自然だけでなく、歴史・文化とともに信仰が伝えられた悠久の地です。是非、一度足をお運びください。

吉野に向かう『青の交響曲(シンフォニー)』

吉野に向かう『青の交響曲(シンフォニー)』

 

旅のスタートは、日本一の高さを誇る高さ300mの超高層複合ビル「あべのハルカス」の足元に位置する大阪阿部野橋駅です。ここから昨秋デビューした観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」に乗って、吉野に向かいましょう。

3両編成の車両は定員わずか65名で、車内デザインは、旅のときめきを高める“非日常感”がテーマです。シートやカーペットなど細部まで凝らされたこだわりがあります。

 

 

『青の交響曲』車内で販売している 『季節のオリジナルケーキセット』(春季限定発売)

『青の交響曲』車内で販売している
『季節のオリジナルケーキセット』(春季限定発売)

 

ラウンジ車両では、ゆったりとしたソファーでおくつろぎいただくことができ、バーカウンターで贅沢なスイーツメニュー、地酒や地元ワイナリーのワインもご用意しています。旅への期待で、気持ちが高揚すること間違いなしです。

皆さま、是非とも「青の交響曲」に乗って、世界遺産・吉野まで上質な大人旅にお出かけください。

 

 

 

 

 

 

(なお、「青の交響曲」は運休する日があります。また、4月3日~21日まで特別ダイヤで運行いたしますので、あらかじめ近鉄ホームページで運転日および運転時刻をご確認ください。)

 

 

 

 

 

 

 

 

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