2025年の万博をぜひ大阪・関西で

大阪ガス株式会社
広報部長 堀内 佐智夫

いたるところ万博誘致の幟やポスターが

日本が大阪への誘致を目指している2025年国際博覧会の開催地が、11月に開かれる国際機関「博覧会国際事務局」(BIE)の総会で決定されます。BIEに加盟する約170か国の投票で決まるため、日本と同じく立候補したロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)との誘致合戦も過熱しています。大阪のべエリアにある人工島・夢洲(ゆめしま)をメイン会場とした25年大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。何としても誘致合戦を勝ち抜き、再び大阪・関西の地で万博を開催したいと地元では大いに盛り上げを図っています。
日本で初めて万博が開催されたのは1970年の大阪・千里丘陵でした。「人類の進歩と調和」をテーマに世界の77か国が参加、3月から9月の183日間で入場者は約6422万人。月の石やテレビ電話、人間洗濯機など、高度成長期で工業化が急速に進む右肩上がりの時代を反映し、科学技術の粋が展示されました。

日本ガス協会が出展した「ガスパビリオン」

 日本ガス協会も「笑いの世界」をテーマにした「ガスパビリオン」を出展。床面、両壁面、昇降幕の4面スクリーンで笑いに満ちた楽しい映像を提供するとともに、スペイン出身の画家、ジョアン・ミロによって製作された、高さ5m、横12mの巨大な陶板壁画「無垢の笑い」も呼びものとなりました。また万博に合わせて、隣接の千里ニュータウンで、日本で初めて「地域冷暖房システム」を導入するなど、まさに日本が誇る技術を世界に披露した万博でもありました。 
今回の会場となるのは、夢洲の約155㌶。70年大阪万博を象徴する「太陽の塔」のようなシンボルは設けず、来場者が交流したり、体験イベントを実施したりできる巨大な広場「空(くう)」を5か所に設置します。屋根はあえて上空を見通せるような穴を開けることにし、日本らしい「禅」の精神を味わえるようにする工夫も凝らしています。

万博会場内に設けられる大広場「空(くう)」出典:ビッドドシエ(立候補申請文書)[経済産業省作成]

開催期間は、GW中の5月3日から11月3日までの185日間。来場者は海外からの約350万人を含む約2800万人と想定しています。仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などを駆使し、遠隔地からインターネット上で会場の様子を仮想体験できる「バーチャル来場者」も、最大80億人と見込んでいます。70年万博のような高度成長期でない、これからの時代に相応しいレガシー(遺産)づくりが期待されています。
誘致合戦はこれからが正念場です。誘致委員会の会員数は今年7月5日現在で約64万人、署名等による賛同者数を合わせると約124万人に達していますが、まだまだ盛り上げていく必要があります。大阪万博誘致のアンバサダー(大使)には、タレントのダウンダウンさんや歌舞伎役者の片岡愛之助さんらを任命。また特使としてサッカーの本田圭佑選手やノーベル賞を受賞した京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授なども万博誘致をPRされていますが、著名人だけでない、一般人も含めた発信力の底上げが何としても必要です。
ぜひ皆さんも大阪万博誘致にご賛同いただき、機運醸成にご協力賜りますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

 

このページの先頭へ